煌めき~特発性間質性肺炎と闘う母に寄り添った、ある娘の回顧録

難病指定されている「特発性間質性肺炎」を患い闘病生活を行った母のこと、その母を看病介護した娘の回想と回顧録が書かれています。。

間質性肺炎が判明する前は

母は、平成26年
特発性間質性肺炎
病名を宣告される以前から、
定期的に呼吸器科を受診していました。

平成18年に一度体調を崩し、入院。
そのときは肺炎ということでの入院でした。
退院後は、1ヶ月おき程度の通院。
症状が治まっていた時期は
3ヶ月に1回程度の受診だったことも
あったようです。


様々な検査の結果、
「非結核性抗酸菌症」という病名がつきました。
MAC症(肺マック症)とも呼ばれているものです。


しかし、
「痰の検査も結核の検査も
いろいろやったんだけどね、
原因菌が分からなかったのよ。」
と母は当時話していました。


平成25年夏に肺炎、
26年春に両肺の気胸
その後症状が急に進行し、のちに
特発性間質性肺炎であることが
判明することとなりますが、
そこに至るまで、実に8年。


緩やかな進行だったのは
幸いなことでしたが、
そのせいで正しい病名が
隠れてしまっていたのかな、とも思い
やるせなさを感じます。