煌めき~特発性間質性肺炎と闘う母に寄り添った、ある娘の回顧録

難病指定されている「特発性間質性肺炎」を患い闘病生活を行った母のこと、その母を看病介護した娘の回想と回顧録が書かれています。。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

穴は塞がらず…

2014年6月に入り、定期診察。 気胸の診断から約2ヶ月後の レントゲンの結果、 穴は少しだけ小さくなってはいるものの 塞がってはいない様子です。 炎症は起きていないようので そのまま経過観察となりましたが、 これ以上ひどくなってしまう場合は 胸腔ドレ…

両肺に気胸が見つかる

平成25年(2014年)、4月16日。定期的な通院から戻った母から、 電話連絡がありました。両肺の気胸が判明したので しばらく会社を休むように言われたと。 自宅で1週間は安静にして 穴が自然に塞がるのを 様子見するのだというのです。「今までとは少し違う感…

気胸という病気

気胸とは、肺に穴が空くことで 空気が漏れ出て、その空気が 肺腔と呼ばれる肺の中にたまってしまう 状態のことを言います。肺は硬い肋骨の中に守られているため 肺から出た空気は外に出られず、 その空気が肺を圧迫してしまうのです。明らかな原因がなく発生…

非結核性肺抗酸菌症のこと

「非結核性抗酸菌症」特発性間質性肺炎が判明する前に 母についていた病名です。 非結核性抗酸菌症とは、 結核菌以外の、 水中や土壌など どこにでもいるような菌に 感染してしまうことで、 肺に支障をきたす病気です。マック菌という菌への 感染であること…

間質性肺炎が判明する前は

母は、平成26年に 特発性間質性肺炎の 病名を宣告される以前から、 定期的に呼吸器科を受診していました。平成18年に一度体調を崩し、入院。 そのときは肺炎ということでの入院でした。 退院後は、1ヶ月おき程度の通院。 症状が治まっていた時期は 3ヶ月に1…